新園舎建築にあたり、
一番の当事者である子どもたちがわくわくして、完成を楽しみにできるように、
作業の邪魔にならないタイミングで、子どもたちの見学をさせてほしい。
って、お願いした。
ら、
なんかすごいこと企画していただいて。
建築途中の建物内外の見学会。
そして、
実際の場所で、金づちをつかって釘打ち体験、そして、電動のドリルを使ってのネジ体験。
さらに、釘打ち体験のインストラクターを務めたのが、
2年前に高校卒業と共に飯山学園を出て、市内で大工をしている子。
いや、もう一人前の大工。「子」なんて言ったら失礼か。
わたしたち職員にしてみても、子どもたちにしてみても、
遊びに来てはだらだらごろごろゲームして飯食って…、みたいな姿しか見せてない彼が、
作業着にパリッと身を包んで、軽やかに釘を打って見せる姿は、
「カッコいい…」と。
彼が釘を打つと、すとんすとんと吸い込まれるように釘が床に入っていく。
もうほんとうに、プロフェッショナル。
あたりまえだけど、子どもたちはなかなかうまくいかず。
それでも楽しそうで、何回もチャレンジしていました。
いきたくないー、めんどくさいー、って
直前まで駄々こねてた子が、一番楽しそうに何回もチャレンジしてた。
妙にスジがよくて、小学生ながら大工にスカウトされてた子もいたな。
こんな企画に参加しちゃったら、いやがおうでもわくわくせざるを得ない。
帰りに木の本立てなどのお土産までいただいて。
こんな粋な計らいをしていただいた会社の皆さん、
ほんとうにありがとうございました。
実はけっこう不器用。
えんちょう。