ここにもたまに記載があがるけど、
長野県児童福祉施設連盟っていうのがあって。
ワタクシえんちょうが施設長をつとめている児童養護施設飯山学園も
その連盟に所属していて。
もちろん、なかよしこよししてるわけじゃなく、
どうやったらこの業界自体が向上していくか、
ひいては社会的養護を必要としている子どもたちが、
いかにして幸せにおとなになっていくか、
なんてことを日々考えているのです。
今回、その連盟の会長が、長野県知事と対談をする機会をいただいて。
「陳情」ではなくて「対談」。
日ごろの、そしてコロナの4年間、行政から業界全体への手厚い支援に感謝をお伝えするとともに、
現在私たちや社会的養護を必要とする子どもたちが直面する困難や苦悩についての
ご理解や共通認識を、行政のトップの方と深めるとてもいい機会になったんじゃなかろうか、と。
たまたまワタクシえんちょうもここに同席させていただくことが叶いまして。
「社会科見学」気分で気楽に参加をしたのではありますが、
阿部知事がご自身の子ども時代を回顧してのお話をされていた際、
もう、ちょっと言い表すことができないぐらいのとびっきりの笑顔でお話をされていて、
ウチの会長もその笑顔には反応していましたが、
おとなになって子ども時代をふりかえったときに、笑顔になれるような
そんな子ども時代を提供するのが私たちの使命なんだ。
なんてことを改めて感じ入った次第でございます。
上記「私たち」の範囲が、「飯山学園」なのか「連盟」なのか「業界全体」なのか「社会全体」なのか、
腹をくくりつつ考えてみようかな、と。
その後、飯山学園にもどって背広のまま仕事してたら、
来園した児相職員さんに、
「えんちょう、どうしたんですか?なんかあったんですか?」だって。
いや、園長先生なんだから背広ぐらい着るって。ふつうに。
みんな最近ナチュラルにちょっと失礼。
べつにいいけど。
えんちょう。