こどものニーズとは。

今日。

本体施設の女の子チームが、東京のサンリオピューロランドに旅行で行ってる。

行き先がそこに決定されるまでのプロセスが、

ワタクシえんちょうとしてはなかなかに興味深かった。

 

当初夏ごろまでは、今年の女の子チーム、旅行はディズニーだね、って盛り上がってた。

で、夏休みにこの女の子チームで長野市の動物園にちょっとしたお出かけに行った。

そのとき、暑かったっていうのもあるけど、子どもたちみんな半日もたなかった。いろんな意味で。

発達特性いろいろある子たち。そりゃそうなるよね、ってなり。

あれ、ディズニーいちにちもつのか? 耐えられるのか?と。

70分待ち、100分待ち。イケる?って。

で、子どもたち交えてあーでもない、こーでもない、と。

結果、「ワタシ、ディズニーは無理かも」の結論。

そこからいろいろ調べての、サンリオピューロランド。

職員サイドの誘導めいたものがなかったかというと、多少なりともおそらくあった。

とはいえ、プロセスをきちんと踏んだので、子どもたちの中に、

「ディズニー行きたかったのに計画無理やり変えられた!」

みたいな憤懣やるかたない気持ちが残ってない生じてないのは間違いない。

 

「こどものニーズ」

ってよく言うけども。

こどもの「たい」「たくない」っていうのももちろんニーズだけど。

そのもっと奥を掘り返したり掘り起こしたり、時には蓋をしたり切っ先外したり。

そうやって「ニーズ」を一緒につくっていくのも必要なんだよね。

 

そんなこんなを日常でさらっとやってるうちの職員さんって。…素敵だ。

今日を迎えるまでの毎日のなかで、旅行へのワクワクを盛り上げていって。

どうやらワクワクしすぎて寝られなかった子もいたらしい。

行きの電車が爆睡だったとの報告が現地から来てる。

 

 

報告が続々と入ってきてる。

楽しんでいるようでなによりだ。

 

 

サンリオって、キキララとかバッドばつ丸とかのアレだろ?

って言ったら、

「えんちょうはたとえがちょっとアレな感じですよね」だって。

わるかったな。ちょっとアレな感じで。

えんちょう。

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