今週あったこと。
卒園した子が。
子って言ってるけど、もう30過ぎ。子じゃないが。
電話をかけてきた。遠方在住。
ワタクシえんちょうは来客対応中で、主任が電話対応。
曰く、
「嬉しいことがあったから電話した」と。
このヒト。思い出深い、手のかかる子でした。
というか、手をかけたくなる子、でした。
卒園してからも苦労の多い人生を送っています。
その苦労も、彼のせいではない苦労。
とはいえ、苦労しながらも着実に自分の人生を歩んでいる。
ワタシなんかに見えてた苦労はほんのちょっとで、
ほんっっっとにしんどい時期もあったんだろう。
腐らずに、「いま」を手に入れたことに敬意を表したい。
いや、腐りそうになったことだってあったと思う。
そこを踏ん張って乗り切ったんだろうな、って想像できるから。
で、
うれしいことがあった報告。
そりゃぁ、えんちょうもうれしいよ。
よく、アフターケア、なんて言うじゃない。
以前、研修会で登壇いただいたもと当事者の方が言っていた、
「アフターってなんだ、われわれにとってはいつも”今”なんだよ」
を思い出す。
この子(だから子じゃないって)は、ずっと苦しい「今」を乗り越えて、
いまの「今」を手に入れたんだなぁ、と。
そしてこれからも「今」が続いていくんだろうな。
幸あれ。
えんちょう。