からあげ(大)

日曜日。

所用で県外に出かけており。

駅前でにぎやかな催し物が開催されていて。

おいしそうな屋台もいくつか出店されておりました。

 

から揚げの屋台に目がいってしまうのはもはや習性か。

お昼を食べた直後なのにからあげがほしい。

(中)(大)(特大)の選択肢。

まあ、そこは当然(中)だよね。

確かに脳は(中)と指令を出したはず。だが。

なぜか口は「からあげ(大)ください」って言ってた。

(大)って言っちゃった自分にびっくりだ。悪い口め…。

 

揚がるまで、「うっかり(大)って言っちゃたよ~」「じゃ(特大)いっとく?」なんて

屋台のおばちゃんと楽しくおしゃべりをしていたら、

なにやら鉄道会社の制服っぽいのを着こなした若者が屋台の中に入ってからあげをむしゃむしゃ。

と、おばちゃんが「息子なんだよ~」と。

聞けば、そこの駅から出てる鉄道の路線で乗務しているとのこと。

なんかいい風景だった。

職場近くにたまたま自分の母親が仕事してる屋台がきてて、仕事終わりに顔出して。

「ここに出てるやつ食べていい?」とか言いながらむしゃむしゃ。

 

社会人になろうがなんだろうが、甘える先があるってあたりまえだよなぁ。

翻って、自分たちはどうだろう。

送り出して大人になった子たちが、なんだかんだ甘えることができる対象になれているかな。

 

自立って、ちゃんと依存できることだ。

 

からあげ食ってたムスコがからあげ揚げてたかーちゃんにしてるみたいな依存関係は尊いもの。

せめてその半分ぐらいの、いやせめて四分の一ぐらいの尊さをボクら持てるだろうか。

からあげ揚げてたかーちゃん、いいかーちゃんだったな。

 

その駅にこんなのいた。

四季島だっけ? はじめて生で見た。

テンション上がったよ。

 

「鉄」ではないが。

えんちょう。

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