「寄付金」について考える。

前回の記事から3週間も経ってしまった。
前回記事の終わりに、
「狂った大人が増えた理由についての自由研究」
も中途半端なまま、夏も終わろうとしています。

ここ信州は、3日に1日ぐらいは夜が涼しいです。

さて、昨日から、テレビでは毎年恒例の、
まる一日以上かけて募金を集める番組
が、今年も行われています。

そして今日、新聞と一緒に入ってたチラシのなかに、
近隣町村の社会福祉法人の
「介護スタッフ募集」
のチラシが入ってました。
ちょっと驚愕でした。
正規職員の月給。
イマドキ職業系の高校にくる求人票のほうが
よっぽど好条件だよなぁ、と思える額が提示されてました。
これじゃあヒトなんて集まらないだろうし、
面接してよさそうな人を採用する、んじゃなくて、
とにかく来てくれた人を採用するしかないだろうな。

まぁ、そこまでじゃないとは言えウチも似たようなもんか。
似たり寄ったり。目くそ鼻くそ的な。

最近までぼくは、声高らかに寄付金を募るような行為に対して
抵抗がありました。
恥ずべき行為とまでは言いませんが、なんかちょっとこう… 抵抗…

でも、職員数が足りなくて、人件費もカツカツしか出せない
不十分な措置費制度の中で、年々子どもたちへの支援や
自立支援、アフターケアなどのハードルは上がっていく現状になんとか対応して、
疲弊しきって退職していく職員さんを泣く泣く見送って、

古い建物がとにかく暑くてエアコン入れようにもお高くて、
扇風機とアイス枕でなんとかごまかして、夜中に子どもが鼻血だして起きてくる。
でもやっぱりそんな中でもちょこっと旅行の企画はしたくって。
コロナをちょうどいい言い訳にして、簡素な旅行で… ああ自己嫌悪。

そんな現状を打開するために
「お金ください」
って声を上げるのは、別に悪いことじゃない。恥ずかしいことじゃない。
って、ぼくの意識を変えてくれた方が。
もらったお金でえんちょうが私腹を肥やすわけじゃない。
もらったお金が子どもたちの生活の質に、幸せに直結するんだから。
堂々と声を上げていい。いやむしろ上げるべき。
「お金ください」って。

 長野信用金庫(金融機関コード1390)
 飯山支店 普通 0341831
 フク)イイヤマガクエンサンジョカイ
 社会福祉法人飯山学園賛助会

 楽天銀行
 第二営業支店 普通 7973719
 シャカイフクシホウジンイイヤマガクエン
 社会福祉法人飯山学園

某番組に便乗します。

 宝くじにうっかり当たった方。
 万馬券を当ててしまったかた。
 意図せず大金を入手してしまった方。
 などなど、

あつかましながら皆様からのご支援、心よりお待ちしております。

 えんちょう。

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