魂を抜く。

現在、飯山学園は引っ越しを目前にひかえている。

この際。

とにかく不要物を捨てている。

「〇年間触ってないものは不要物とみなす。」

ということで。

 

ここは子どもたちの施設であるが故、かどうかはわからないけれど、

「お人形さん」がたくさんいらっしゃる。

重ねていただいてしまってしまいこまれているおひなさま。

同じくいただきものの五月人形。

子どもたちの癒しアイテムだったぬいぐるみ。

そんなお人形さんたちも、みんなを新園舎につれていってあげるわけにはいかなくて。

 

「お魂抜き」の儀式を。

いままでありがとね、の気持ちを込めて。

 

いや、いろんな考え方あるよ。

いや、「もの」じゃん。そのまま捨てりゃいいじゃん。

って考えもわからんでもない。

 

しかしワタクシえんちょう、「モノには魂が宿る」って考えの持ち主で。なんでもってわけじゃないけど。

たとえば自分で14年乗った愛車を廃車にするときは、ありがとう、って思いながらロングドライブ行ったし。

なんか、そんな感じでお人形さんは「捨てる」ができない。

必要不可欠な儀式。

 

 

決して信心深いわけではない。基本バチあたり。

えんちょう。

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