若者サポートプロジェクト。

長野県社協のプロジェクトが動き始めています。

 

 

ワタクシえんちょうも末席ながら関わらさせていただいております。

 

昨今(にはじまったハナシじゃないが)わかものってヤツラを取り巻く環境はキビシくて。

順調にいってたかと思えば、ふとしたことでトラブルに巻き込まれたり。

就労関係、金銭関係、住居関係、人間関係、法律関係、犯罪関係。

いろんなトラブルに巻き込まれます。時には巻き込むことだって。

今までは、卒園していった子たちのそういったトラブルは、ぼくら施設がおろおろしながら

なんとかしてきました。

このプロジェクトが進んでいけば、ぼくら施設に仲間ができる感じ。

一緒におろおろしてくれる仲間、っていうような。

 

もとい、おろおろしなくても済む、っていうような。

 

とはいえ、

「プロジェクトに参画してます」

って、やってもらう側でしょ。なにエラそうにしてんの?

って怒られるかもって思ってます。

が、このプロジェクトには先があります。

 

上の写真には、頭に「社会的養護出身の」ってあるよね。

将来的にはこれを取りたいと思ってる。

虐待相談のなかから社会的養育に繋がる例はごくわずか。

すべてが親子分離すべきケースではない、とはいいながら、

基盤が不安定な家庭で子ども時代を過ごし大人になっていくっていうケースが大半。

そんな子たちが大人になって自立した時、出身家庭を頼れないっていうのはもはやデフォルト。

 

乱暴な物言いかもだけど、自立後の困りごと対応みたいなシチュエーションならば、

施設出身の子のほうがなんとかなる。

なので、社会的養護出身の若者のサポートっていうくくりで仕組みが確立したら、

それを広く多くの若者対象にしていくっていうのがもっと先の目標。

やってもらう側としてのやってもらい方の確立、っていうのが当面の目標。

だから、「やってもらう側」のくせに「参画」してる。

 

やってもらう側としての覚悟。

 

珍しくちゃんとやろうと腹をくくってる

えんちょう。

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